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リアルタイム観戦に適したNHK方式
 囲碁がアジア大会の種目に採用されたことはご同慶の至りだが運営方法を誤ると囲碁嫌いを産んでしまう可能性がある。
 アジア大会で碁の対局が行われるということは会場で観戦する人が多いだろう。
 このような状況で対局早々3手目で長考されたら観衆はどのように感じるだろう。碁というのは深遠なものだと感心するだろうか。否!なんてつまらない競技だと思うに違いない。
 中盤での長考なら解説者の解説で観衆の興味を徐がないようにすることができるかもしれないが序盤数手目で長考されたら手の施しようがあるまい。
 多数のリアルタイム観戦者が予想される対局では序盤早々の長考を防ぐための対策を講じないと囲碁の衰退を招くことになろう。
 BCカード杯世界選手権では持ち時間1時間秒読み30秒3回で3時間程度で対局が終了できるように配慮されているがこれでは序盤数手での長考を防ぐことができない。
 秒読みに自信がある棋士だったら序盤数手目で30分以上の長考だって可能だ。
 自宅での観戦と違い会場での観戦は対局画面の前に釘付けだ。3分以上対局画面に変化なければウンザリするだろう。
 吾輩はNHK方式が観衆を退屈させない持ち時間システムとして理想的だと思う。
 NHK杯囲碁トーナメントでは秒読み30秒考慮時間1分が10回となっている。
 考慮時間1分10回で足りないなら20回に増やせばどうだろう。
 これでも序盤数手目で20分全部使ってしまう棋士があるかもしれない。
 しかしNHK方式の場合は考慮時間に秒読みがある。「・・・30秒・・・50秒・・・55秒・・58秒・・○○選手考慮時間残り○回です」1分ごとにこのアナウンスがあるから少しは観衆の興味をつなぎ止めることができよう。
 吾輩は秒読みが嫌いなので自分が打つならNHK方式はまっぴらだ。むかしYahooで採用された累計加秒方式か秒読みなしの切れ負け方式がいい。
 しかし観戦者の立場ならNHK方式が最善だと思う。
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