右足骨折部のレントゲン検査により主治医から右足の荷重は40kgまでかけて良いことになり装具のバネも40kgに調整された。 リハビリ室では右足の片足立ちトレーニングがリハメニューに加わった。 両手で平行棒に掴まり右足を体重計に乗せ40kgを超えないように気を付けながら左足を持ち上げる。 左足を上げかかると体重計の目盛りがぐーんと増えるので慌てて両手を突っ張ってからだを浮かすので10kg台に減ってしまう。 両手の踏ん張りを調整してなんとか35〜40kgにすることができるようになった。 すると理学療法士は左手だけで片足立ちするように指示する。 右手を離すと体重計の目盛りがぐーんと増える。慌ててからだを左にひねって左手に体重をかけ足にかかる荷重を減らす。 なんとか35〜40kgに保つことができるようになったら「からだをひねらないで真っ正面を向いた状態で片足立ちしてください」と理学療法士が指示する。 からだの向きを正面に戻すと荷重がどんどん増えはじめる。40kgをこさないように左手を踏ん張る。左手はテニス肘なので力が加わると左手が痺れてくる。拙「左手が痛いので右手ではいけませんか?」 理「右手だと左足を上げることができませんよ。ためしてごらんなさい。」 さっそく右手で平行棒を握り右手を踏ん張りながら左足を持ち上げようとすると、、、、、左足の踵を浮かしただけで40kgをオーバーしそうになる。 左足を浮かすためには左手で踏ん張らなければいけないのだ。 ここではじめて杖は健常足側の手に持たなければならない理由が納得できた。 吾輩は杖を持つ手(II)で杖を健常足側に持つのはバランスを取りやすいためだと書いたが実は患足の荷重を減らすためだったのだ。 また杖は体重を支えるものに非ずと書いたが体重を支える重要な役割もあったのだ。 もっとも装具を外す段階では足に50kg以上の荷重をかけてもいいようになっているはずだから杖に受け持って貰う荷重はそれほど大きくないと思うが杖の持つ役割の大きさを改めて認識した。
|